医療レーザー脱毛・コラム3

レーザー脱毛は, 美容医療が一般に広く浸透することになった立役者とも
いえる治療法である

開発当初のレーザーはメラニン選択性が高く、有色人種や肌のメラニンのやや多い方(つまり日焼けしている人) ではトラブルが頻発した。
そのため吸収率のやや劣るアレキサンドライトやダイオードの波長が用いられるようになった。
さらに吸収率が低いNd’YAGレーザーの波長を用いる事でスパニッシュなど褐色肌の人種・スキンタイプにも脱毛治療が可能となってきた歴史がある。

日本人の黄色人種なので白人と同じ効果、副作用を海外のままのデータでは保障できないので、基本的に人での治療を通して(試行錯誤とも言う)より安全かつ効果が大きい設定条件を各個人で見つけていた時代がかつてはあったはずである。

実際には1995年に治療開始され我が国でも瞬く聞に針脱毛などを凌駕して普及した歴史がある。

従来のエステサロンなどでの針脱毛は痛みが強く、かつ時間・費用もかかるものであった。 レーザー脱毛という手技は短時間で痛みも相対的に少なく、かつ結果が明らかに出せた。 レーザーという新しい方法が美容医療において技術だけではなく機器の性能がかなり大きいということを認識させた。
針脱毛と比較すると、痛みは除いて純粋に医療効果を比較した場合、レーザー脱毛は脱毛効果の劣る産毛や白髪も含めて完全に無毛という状態にはなりにくい。完全脱毛という点では針脱毛が勝っているといえる

レーザー脱毛は比較的簡単に手軽で毎日の剃毛処理が不要な状態にほぼ保てる方法であることは確かで、通院などの時間の問題を考えるときわめて患者さん側からの受け入れがよい・・・技術であることは確かなようである。

結局ほぼお手入れに不要状態に至らしめるレーザー脱毛は患者満足度がおおむね高くほとんどの患者さんが納得できる効果を届けられる治療である事は確かである。

我が国ではレーザー脱毛やフォトフェイシャル、ヒアルロン酸注射、などの「プチ整形」「美容医療」 という言葉がメディアを中心に流行 大きなブームとなった。

今まで言われていたいわゆる「本格的な美容外科」 と異なり気軽に行え、活動できない時間があまりない(日常生活に支障があまりない)く、もしくは短いという利点があり 治療が本当の意味の専門医だけではなく広く一般医療機関に広がっていくことで市場は急拡大した。

その結果 さらに参入する医療機関がさらに増えるという好循環となっている。 ただいまは今後の過当競争の問題が予想されるほど増えつつあるという事が少し気がかりではある。

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